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朝は、パン皿として、お昼は、チャーハン、
夕食には、肉じゃがを入れて、この花と人形のお皿は、とても用途が幅広い。

だからさっと取り出せる場所についつい置いてしまうんです。

夕飯の支度をする時間がないときにさっと作ったおうちごはんをさっと盛り付けする。



主婦の味方です。笑



お皿だけみると、いまいちピンとこないかもしれないのですが盛りつけをすると、不思議と、お料理に締まりができるんです。またお料理ごとにお皿が色んな演出をやってくれるので、飽きないのです。

青花のお皿の不思議なところですよね。



もう25年以上使ってますが、全くといっていいほど
飽きがきません。

お料理を食べ終わってから、顔を出してくれる人形さんもなんだかほっとさせてくれる癒しの存在です。

わが家では外食はほとんどしません。4人兄弟の祖父母合わせて7人のプチ大家族だったせいか、家族みんなで外食することはほとんどなく、いつもおうちごはん。

毎日、7人分のおうちごはんを用意してくれた母は本当に大変だっただろうと、頭が下がる思いです。

そんなわが家のおうちごはんですが、これを食べるときが一番幸せ〜って思います。笑

思わず、あ〜おいしい〜って声に出してしまうくらいです。


学生時代に一人暮らしを始めて、改めて実家のおうちごはんの有難さに気づきました。

料理はどこの家庭にもあるごく普通のものなのですが、やっぱり実家で食べるおうちごはんは
私にとって、幸せを感じるとっても大切なひとときなんですね。

昔から「おいしさ」とは何だろうと
思い、一度調べてみたことがあります。



「おいしさ」は五感で感じるそうですが、
味覚・視覚・聴覚・触覚・臭覚の中で、
味覚が占める割合が１〜５％にすぎないとことに
驚きました。

実際に目隠しをして行った実験の統計によると、視覚が８０％以上もの割合を占めたということです。




こちらはわが家のおうちごはんなのですが、
たしかに器で視覚の印象が随分と変わるものだなあと
気づかされます。




青花は青の染付という一見シンプルなデザインですが、この藍色は食材にはない色合いなので、お料理が特に映えます。



お皿だけみてしまうと、
少し物足りないような・・・
地味な・・・


感じがしてしまいそうですが、
だからこそ、お料理を引き立ててくれる・・・



あくまでも、お皿はお料理を影で支えてくれる
縁の下の力持ちみたいな存在で、
そのおかげで、いつもおいしいと感じれる
おうちごはんがあるのだなあと。そんなことを考えながら、今日も小さな幸せを噛みしめている私でした。



店長の息子